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ネズミモチ
(モクセイ科イボタノキ属:常緑低木:樹高 〜6メートル:花期 〜6月)
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薬効
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滋養強壮
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強精
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胃・十二指腸かいよう
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便秘
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かぜ
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小便不利
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| 分布生育場所 |
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科名:モクセイ科/属名:イボタノキ属 和名:鼠黐/別名:タマツバキ/生薬名:女貞子(じょていし)/学名:Ligustrum japonicum
関東以西の暖地の海岸に野生する常緑樹で庭園や垣根にも植えられている。
中国原産のトウネズミモチ
(←拡大画像はクリックします)
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見分け方・特徴
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ネズミモチは、常緑の低木で幹は直立して、葉は短い柄があり対生します。卵形で先端は細くなっています。 夏に枝先に円錐状の花穂をつけ、白色の小花を多数つけます。
果実は小さな楕円形で熟すと黒紫色になりネズミの糞ににてきます。 また、葉は、モチノキに似ているのでネズミモチと呼ばれるようになりました。 このネズミモチに似ていて、葉や果実が全体に大きいトウネズミモチは中国が原産地で、葉の先が細く尖る特徴があるのでネズミモチと区別します。
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採集と調整
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晩秋から冬にかけて黒く熟した果実を採取して、水洗いして天日でよく乾燥します。 また、薬用としては、夏に樹皮を剥いで天日でよく乾燥したものや葉を乾燥したものも用いられます。
トウネズミモチの乾燥したものを生薬(しょうやく)で、女貞(じょてい)、その果実を女貞子(じょていし)といいます。
ネズミモチ、トウネズミモチも女貞子(じょていし)と呼ばれていて薬用としては変わりません。
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薬効・用い方
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果実は強心、利尿、緩下、強壮、強精薬として古くから用いられています。 とくに、内臓の諸器官を丈夫にするとし、肝臓、腎臓、腰膝を強くして、精力も養い、若白髪、月経困難にも効き目があるとされています。
女貞子(じょていし)には、トリテルペン、マニトール、脂肪酸など含有。
果実を1日量5〜10グラムを煎じて3回食間に服用しますが、果実酒として飲むと便利です。
果実200グラム、同量の砂糖、ホワイトリカー1.8リットルに漬けて、6ヶ月程度保存、布でこして1日3回20ミリリットルずつ飲みます。
また、樹皮は解熱と抗マラリア薬として、かぜの熱に効き目があるとされています。 葉には、抗菌作用があり樹皮と同様に解熱の目的で用いられています。茶材として用いると胃潰瘍にも良いとされます。 葉、樹皮ともに1日量10〜15グラムを、適量の水で煎じて1日3回食間に服用します。
女貞子(じょていし)は、中国で臨床に応用されていて眼科でよく使用されます。 視力が減退する、目がかすむなど、これは肝腎陰虚の症状があるとされ、中心性網膜炎や老人性白内障の初期に枸杞子(くこし)と六味地黄湯(ろくみじおうとう)を配合して与えています。
網膜炎方は女貞子(じょていし)9グラム、枸杞子(くこし)12グラム、熟地黄(じゅくじおう)15グラム、茯苓(ぶくりょう)15グラム、沢寫(たくしゃ)9グラム、牡丹皮(ぼたんぴ)6グラム、山茱萸(さんしゅゆ)9グラム、山薬(さんやく)12グラムで配合されています。
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その他 |
日本の古書「和名抄(わみょうしょう・932年)」にも記述があり、古くから薬用として用いられていたことがわかります。
名前の由来は、果実が熟すと、ネズミの糞(ふん)に似ていて、葉がモチノキに似ているので、ネズミモチと呼ばれました。
鹿児島地方では、ネズミモチを、田の神・農耕の神として大黒様に奉納する風習があり、大黒様の木という意味で、デコッサーノキなどといい親しまれています。
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan |
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