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ムラサキ (ムラサキ科ムラサキ属:多年草:草丈 〜80センチ:花期 〜8月)
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薬効
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痔
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黄疸
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血尿
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火傷(やけど)
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漢方処方/
紫雲膏(しうんこう) |
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| 分布生育場所 |
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科名:ムラサキ科/属名:ムラサキ属 和名:紫/生薬名:紫根(しこん)/学名:Lithospermum erythrorhizon
日本全土の水はけの良い草地、草原に普通に自生するが現在はほとんど自生は見られない
朝鮮半島、中国、アムールに分布
富山県薬用植物指導センターのムサラキ、ムラサキの代用として栽培されるセイヨウムラサキ
ムラサキ科スナビキソウ属スナビキソウ(砂引草)
(←拡大画像はクリックします)
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見分け方・特徴
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草丈60センチくらいで茎は直立する多年草草本です。
根は、太くゴボウ状で乾燥すると暗紫色になります。
葉は、披針形(ひしんけい)、互生(ごせい)します。
花は、6〜7月ころ、茎頂(けいちょう)に、ロート状の白花をつけます。
果実は、4個の分果です。
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採集と調整
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5月か10月ころに、根を掘り取って日干しにして乾燥させます。
乾いたら、土を 除きます。
これを生薬で、紫根(しこん)といいます。
栽培:比較的冷涼な場所を好むので、9月ころに成熟した種子を採取して、3〜4月に畑に直播します。夏の強い日光には、弱いので、根元に藁(わら)などで覆いをします。
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薬効・用い方
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有効成分は、紫色素ナフトキシン誘導体シコニン、アセチルシコニンなど
紫根(しこん)は、シコニン、アラントイン、多糖体、有機酸などを含み、痔、火傷、凍傷、腫れ物、皮膚関係の、外用として用いられます
漢方では、解熱、解毒、麻疹の予防、黄疸、腫瘍、血尿、活性薬や麻疹の予防に用います。
1日量5〜10グラムと、水0.4リットルを、約半量まで煎じて、1日3回食間に服用します。
紫雲膏(しうんこう)は、ゴマ油100グラム、黄蝋(おうろう)38グラム、豚脂(とんし)2.5グラム、当帰(とうき)、紫根(しこん)10グラムを、ゴマ油を加熱して、黄蝋(おうろう)、豚脂(とんし)を加えて、溶かして、刻んだ、当帰(とうき)、紫根(しこん)を入れて、油が紫紅色になったら熱いうちに、布で濾した、カスを捨ててさめてから用います。
これは、江戸時代後期の曼陀羅華(まんだらげ)で知られる華岡青洲(はなおかせいしゅう)が用いたといい、皮膚をなめらかにして、腫れ物の排膿、やけど、痔疾、皮膚のあれ止めに用いる。
いぼ、魚の目などには、紫雲膏(しうんこう)に、薏苡仁(よくいにん)の粉末を加えます。
紫根(しこん)染め:日本では紫根染は、推古天皇(608)ころに小野妹子(おののいもこ)が、随史を伴って中国から帰国して伝えたとされます。
紫根(しこん)を臼(うす)でひき、粉末にして、むるま湯に浸して、色素を出して、布で濾して、染色液をとります。
この液に、布を何度も浸して乾燥させて濃く染まります。
これを、灰汁(あく)に漬けて青色にして、食酢に漬けると紫色に染まり、江戸時代には「江戸紫」として有名であった。
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その他 |
名前の由来は、中国最古の薬物書、神農本草経(しんのうほんぞうきょう・1〜3世紀)には、紫草として出てきます。
また、本草綱目(ほんぞうこうもく・1596ころ)には、「この草は根が紫で、紫染めの染料になるところから名づけた」という記述があります。
日本の古書、本草和名(ほんぞうわみょう・918)には、漢名紫草(しそう)に対して、和名无良佐岐(むらさき)をあてていて、和名抄(わみょうしょう・932)には、無良散岐(むらさき)としています。
古今集には、「紫のひともとゆえに 武蔵野の 草はみながら あはれとぞ見ゆ」という、千年も前に詠まれた歌があります。
この歌から、その昔には、ムラサキが、武蔵野や北海道から九州まで日本全土の日の当たる草原に普通に自生していた様子がうかがえます。
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan |
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