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タケニグサ
(ケシ科タケニグサ属:多年草:草丈 〜150センチ:花期 〜8月)
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薬効
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かゆみ止め
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いんきん・たむし
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打撲傷(うちみ)
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膣炎(ちつえん)
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| 分布生育場所 |
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科名:ケシ科/属名:タケニグサ属 和名:竹似草/竹煮草/別名:チャンバギク(占城菊)/生薬名:博落廻(はくらいかい)/学名:Macleaya cordata
本州、四国、九州の山地、山すそなどに普通に見られる大型の多年草
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見分け方・特徴
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茎は中空で長く伸びます。これが竹に似ているためにタケニグサといわれています。
この茎を折ると黄色の乳液が出てきます。
根は太く深く地中に入り、葉は長い柄があり互生(ごせい)して卵形か掌状(しょうじょう)で、粉白色を帯びているので遠くから見ると全体が白く見えます。
花は6〜8月茎頂(けいちょう)に大きな円錐花序(えんすいかじょ)をつけて白色の小花を多数つけます。
花の花弁はなく、がく片は2個は開花と同時に落下します。
果実は楕円形で細かい種子があります。
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採集と調整
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茎や葉を折ると橙黄色のなめると苦い乳液が出てきます。
必要に応じて生の茎葉を採取して切って出てきた乳液をすぐに用います。
この乳液の成分はプロトピン、ホモケリドニン、サンギナリン、ケレリスリンなどのアルカロイドで、汁液の色はケレリスリン塩(黄色)、サンギナリン塩(紅色)で、空気中では分解して時間がたつと効果がなくなります。
タケニグサは、若苗のときに山菜と間違えて採取して食べる場合があるので注意が必要です。
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薬効・用い方
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皮膚病、たむし、みずむしなどに、生(なま)の茎葉(けいよう)を多めに採取して、切って出てくる汁を直接患部に塗布します。
中国では、根を含む全草を開花期に採取して乾燥したものを、博落廻(はくらいかい)といい、生薬(しょうやく)として、消腫解毒、殺虫止痒の作用があり、酒に溶かして関節リューマチや打撲傷に患部に塗布します。また、煎じ液でトリコモナス膣炎の場合には膣を洗いますが、いずれの場合にも外用として用いられているもので、内服すると中毒を起こすので毒草として扱います。
また、皮膚の敏感な人の場合には、皮膚の炎症を起こしたりする場合がありますので、長期間の使用の場合には十分な注意が必要です。
有毒成分:プロトピンなどのアルカロイド
中毒症状:酩酊状態、昏睡状態、呼吸麻痺や心臓麻痺
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その他 |
タケニグサは、荒地や原野などに出現する先駆(せんく)植物の一種で大型の多年草草本です。
特有な形態は外来種を思わせますが、日本では本州、四国、九州、中国に広く分布しています。
タケニグサの名前の由来は、茎が中空(ちゅうくう)で太く高さが2メートルにもなり、竹に似ていることや、青竹をこの草で煮ると、自由に曲げることができるからと言われていますが、竹に似ていることからついた名前のようです。
また、地方にはササヤキグサやチャンパギクの別名などもあります。
ササヤキグサとは結実すると長さ2センチくらいの果実が多数つき、果実の中の種子が、ふく風によって種子と果実が接触する音がして、群生地では人がささやいているように聞こえるためです。
チャンバグサとは、葉や茎の形容が、日本の草でありながら、日本離れしたものに見えることから、チャンパ(安南国(あんなん)現在のベトナムのこと)のキクと呼ばれていて、これは葉がクキに似ていたからついたものだと思います。
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigasi,nishiku,Niigata-city,Japan |
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