口渇き（くちかわ）

病気・症状から説明・薬草・漢方薬一覧表

口渇き（くちかわ）

口や、のどの渇きには、いろいろな疾病が原因していることが多くあります。もっとも多く見られるのは糖尿病ですが、急性病の場合などでは、かぜによって口の中が渇くこともあります。

口渇きは、水を極度に飲みたがるものですが、口が同様に渇いても、ただ口内に唾が少なくなるためで、実際には水は飲みたくなく、ただ口をすすぎたがるのは、口渇きといって区別しています。

口渇きには、大柴胡湯（だいさいことう）、小柴胡湯（しょうさいことう）、炙甘草湯（しゃかんぞうとう）、滋陰降下湯（じいんこうかとう）、十全大補湯（じゅうぜんたいほとう）がよいとされています。

「口渇き（くちかわ）」（民間薬）
クワ	ヨシ

薬用植物名	採集時期	成分	薬効	用法説明
クワ	葉・根皮（冬）	ﾌﾟﾚﾆﾙﾌﾗﾎﾞﾉｲﾄﾞ・ﾍﾞﾝｿﾞﾌﾗﾝ誘導体	消炎・咳止め・利尿・ダイエット	①根皮は、1日15～20ｇを500mlの水で、1/2になるまで煎じて、3回に分けて服用。②葉は1日10～20gを500mlの水で、1/2になるまで煎じて服用。③お茶として飲用。
				薬草の用い方は「健康を維持するための薬草・用法から」・健康補助食品・飲料の各コンテンツをご覧ください。

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