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ユキノシタ
(ユキノシタ科ユキノシタ属:半常緑性多年草:草丈 〜50センチ:花期 〜7月)
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薬効
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中耳炎(ちゅうじえん)
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はれもの・できもの
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ひきつけ
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痔
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むくみ(浮腫・水腫)
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てんかん
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しもやけ
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| 分布生育場所 |
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科名:ユキノシタ科/属名:ユキノシタ属 和名:雪ノ下/学名:Saxifraga stolonifera
本州、四国、九州の山地の湿った岩上や日陰の沼などのほとりに自生。
春の4〜5月に花が咲くハルユキノシタ、山形県小国町の石垣に群生するユキノシタ
(←拡大画像はクリックします)
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見分け方・特徴
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ユキノシタは、北海道を除く日本と中国に分布する多年生の草本(そうほん)で、紅色の糸状の長い匍匐(ほふく)枝を四方に出して、この枝が地面をはうようにして伸びて、ところどころに根をだし、先端はオランダイチゴのように新しい芽を生し、やがて独立した株になって繁殖します。
ユキノシタの、葉は根生で叢生(そうせい)でロゼット状についています。
葉の形は円い腎臓形、長さ3〜6センチ、巾3〜9センチの大きさ、葉質は厚くて柔らか、表面には長毛がびっしり生えています。
葉の色は赤っぽく濃い緑色、葉脈は白、葉の裏面は赤紫色ぽい緑色をしていて紅色は細胞液に含まれるアントシアン色素を含むためです。
花は葉の間から、のびた花茎の上部に円錐花序をつくり、花弁は5枚で上側の3弁は卵形で小さく、淡紅色で赤い斑があります。下側の2弁は不同で大きく、長さ1.5センチ程、白色をしています。花の形は、ダイモンジソウのように見えて、ちょうど花全体が「大」の字に見えます。
雄ずいは10本で葯(やく)は紅色ですが、すぐ落ちて幅の広い花糸だけが残ります。
ユキノシタの、果実はサク果で広卵形、種子は楕円形をしています。
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採集と調整
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5〜7月の花期に、葉をとって陰干しにして乾燥させます。
民間薬としての利用が大部分ですが、生薬では虎耳草(こじそう)といいます。
ユキノシタの生の葉は必要に応じて、いつでも採取します。
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薬効・用い方
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小児のひきつけには、ユキノシタの新鮮な葉を水洗いし、食塩を少しふりかけてもみ、もみ汁を口に含ませます。
この葉の汁は、うるしでかぶれたとき、患部につければ効き目があります。
耳のただれたときには、新鮮な葉からしぼった汁を筆につけ、注意して患部に塗ると効き目があります。
はれもの、しもやけ、ひびには、新鮮な生の葉を水洗いして火にかざし、柔らかくして直接患部に貼ると自然に膿がでます。または、葉の黒焼きと、ゴマ油を混ぜて塗布。
心臓病、肝臓病などで、軽いむくみのあるときは、乾燥した葉・虎耳草(こじそう)を10グラムを1日量として、0.4リットルの水を加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、食前か食間に1日3回服用します。
この虎耳草(こじそう)の煎じ汁は、痔の痛みに効果があります。煎じ汁を脱脂綿に浸して、患部を軽くなでるように洗うと痛みが和らぎます。
ユキノシタの葉は、一年中いつでも採れるので山菜には便利です。摘み取ったユキノシタの葉は、塩でゆでて水にさらしてから、酢味噌和え、辛し和え、ゴマ和え、汁の実、煮物などにします。
また、生の葉は良く洗ってから水気をとって、薄めに衣を裏面だけにつけて、少し低温の油で揚げると非常に美味しいユキノシタの葉の天ぷらになります。
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その他 |
日本、中国で古くから民間薬や一年中採れる山菜として人々に親しまれてきました。
ユキノシタの名前の由来は、その名のとおりに、寒い冬に雪の下になっても枯れないから、ユキノシタと呼ばれるようになりました。
中国の漢名の、虎耳草(こじそう)は葉の形状が虎の耳のようであることからつけられ、また、金線草(きんせんそう)という名前もあり、紅色の糸のような細い匍匐(ほふく)枝を出すところからそう呼ばれました。
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigasi,nishiku,Niigata-city,Japan |
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