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ヤマナシ
(バラ科ナシ属:落葉高木:樹高 〜15メートル:花期 〜5月)
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薬効
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| 利尿 |
咳 |
二日酔い、のどの渇き |
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| 分布生育場所 |
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科名:バラ科/属名:ナシ属 和名:山梨/学名:Pyrus pyrifolia
本州、四国、九州、朝鮮半島南部、中国に分布
日本のものは、古い時代に中国から渡来したものが野生化したという説がある
ヤマナシから改良されたナシ
新潟県白根市の洋ナシル・レクチェ、新潟市(旧新津市)のラ・ルランス
(←拡大画像はクリックします)
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見分け方・特徴
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ヤマナシは、本州、四国、九州の人家に近い山地に多く見られることから、古い時代に中国から渡来したという説がある
高さ10〜15メートルになる落葉高木
樹皮は、灰紫黒色、若枝は褐紫色で楕円形や円形の皮目があり、小枝は刺状になりやすい
葉は、互生、長さ6〜18センチ、卵円形〜卵状長楕円形、葉縁には針状の鋸歯があり、はじめは褐色の綿毛があるが無毛になる
花は、4〜5月、短枝の先に直径約3センチの白色小花を散房花序に5〜10個つける
花弁5、雄しべ約20、葯(やく)は紫色を帯び、花柱5、がく片5は、褐色の綿毛が密生し、花のあとに落果する
果実は、直径3〜9センチ、ナシ状球形、表面に皮目が多く、9〜10月に黄褐色に熟すが、果肉は硬く、じゃりじゃりしてまずい。
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採集と調整
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葉は、春〜夏に採取して、急速に乾燥させる(葉にはアルブチンが含まれ急速に乾燥しないと黒くなる)
果実は、秋9〜10月頃熟したものを採取する
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薬効・用い方
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有効成分は、アルブチン、タンニンを含有
アルブチンは、フェノール配糖体で、葉が乾く過程に、葉の酵素により、ハイドロキノシンとブドウ糖に分解され、ハイドロキノシンが光により黒変する
果肉には、石細胞、リンゴ酸、クエン酸、果糖、ブドウ糖、ペクチン、ビタミンC などを含む
果実の生食は、食べると、ざらざらするが、腸管の働きを良くして便通を促進する
また、葉のハイドロキノシンには殺菌防腐作用がある
利尿には、排尿時の軽い痛みには、乾燥葉約5グラム、水0,6リットル、煎じて1日数回服用
せき、二日酔い、のどの渇きには、果実をおろしがねでおろして、汁を飲む
また、きのこ中毒には、乾燥葉5〜10グラム、水0.6リットルを煎じて、1日数回服用
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その他 |
名の由来は、新撰字鏡(しんせんじきょう/898-901)には、和名奈志乃木(なしのき)
本草和名・下巻(ほんぞうわみょう/918)に、梨の字に、和名奈之(なし)
和名抄(わみょうしょう/932)には、梨子の字に、和名奈之(なし)を当てている
梨子→奈之(なし)→ナシと転化したが、梨子の語源は不明だという
また、ナシは、無しに通じて語呂が悪いことから、古い時代には、有(あり)の実と呼ばれた
ヤマナシの名は、山に生える梨(なし)からついた
品種改良により、現在のナシが作り出されると、ヤマナシは栽培されなくなった
山梨県は、このヤマナシを県名にしている。また、鳥取県の県花はナシの花、4〜5月花柄を伸ばして先端に白色5弁花をつける
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan |
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