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ホオノキ
(モクレン科モクレン属:落葉高木:樹高 〜30メートル:花期 〜5月)
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薬効
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便秘
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せき・たん
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小便不利
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胃炎(胃カタル)
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| 分布生育場所 |
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科名:モクレン科/属名:モクレン属 和名:朴の木/生薬名:和厚朴(わこうぼく)/厚朴(こうぼく)/学名:Magnolia obvata
日本全土の山地に普通に見られる落葉高木
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見分け方・特徴
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巨木になると幹が直径1メートル、高さが30メートルにもなる落葉高木です。
葉は、枝の先の方に集まってつき、大型の倒卵状(とうらんじょう)で20〜45センチくらいになります。
太い葉柄(ようへい)がつき、全縁(ぜんえん)で先端が尖っていて、表面は濃い緑色、裏面は粉白色で柔毛があります。
花は、5月ころに枝先に黄色みを帯びた白色の大型の9弁花をつけ、芳香があります。
果実は、10月頃に長楕円形で、熟すと多くの袋果から赤色の種子が糸状の種柄に垂れ下がります。
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採集と調整
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夏の土用のころ、幹と枝の皮をはぎ取り、日干しにして乾燥させます。
これを生薬(しょうやく)で、和厚朴(わこうぼく)といいます。
中国産のカラホオは、厚朴(こうぼく)といい、強い芳香があり上等品とされていますが、薬効は、ほぼ同様に扱います。
この樹皮には、精油、タンニン、マグノクラリンなどを含みます。
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薬効・用い方
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厚朴(こうぼく)は、単味では用いないで、漢方処方として用います。
一般に市販されている家庭薬には、厚朴(こうぼく)が配剤された、健胃、整腸消化、収斂(しゅうれん)、利尿、去痰(きょたん)薬が多くあります。
せき、つわり、神経性胃炎には、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を1日3回、食後30分に服用します。
これは、気分がすぐれず、のどや食道部に異物感がのこり、動悸やめまいなどの症状に効きます。
便秘には、小承気湯(しょうじょうきとう)があります。これは、枳実(きじつ)2グラム、厚朴(こうぼく)3グラムを、水0.4リットルで、半量まで煮詰めてから、大黄(だいおう)2グラムを入れて、再度半量まで煮詰めます。これを、1日3回空腹時に服用すると効果があります。
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その他 |
ホオノキの名前の由来は、古く万葉のころには、ホオガシワと呼ばれていて、「本草和名(ほんぞうわみょう・918)」には、保々加之波乃岐(ほほがしわのき)としての記述があります。
ホホとは、冬芽の、ほほむ(含む)形から呼ばれたといわれています。
古くから葉に食べ物を乗せる、炊ぐ葉(かしぐは)、カシワとして用いられていて、ご飯や餅などを、ホオノキの青い葉で包むんで用いました。
また、岐阜の飛騨の高山の朴葉味噌(ほおばみそ)は良く知られています。
ホオノキの材質は柔らかく、版木、マッチの軸、鉛筆材、下駄の歯などに用いられていて、ホオノキの木炭の朴炭(ほおずみ)は、昔はあかすりにも用いたり、鍋の焦げを落とすのに用いたといわれています。
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan |
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