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コガネバナ            (シソ科タツナミソウ属:多年草:草丈 〜50センチ:花期 〜8月)

薬効
漢方処方 鼻血 血圧を下げる代表的漢方薬三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)
分布生育場所

科名:シソ科/属名:タツナミソウ属
和名:黄金花/生薬名:黄岑(おうごん)/学名:Scutellaria baicalensis
原産地は、中国北部からシベリアで、日本では享保(きょうほ)年に幕府の小石川御薬園で初めて栽培された記録があります。


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見分け方・特徴

コガネバナ(コガネヤナギ)は、茎の下部が横に這って、上部は直立して30〜50センチくらいになります。
葉は、対生(たいせい)で柄がなく、長さ3〜5センチ、幅0.5〜1センチの皮針形(ひしんけい)で先が尖って全縁(ぜんえん)です。
花は、7〜8月に枝端に多数の紫色の唇形花(しんけいか)をつけ、総状花序(そうじょうかじょ)をしています。
生薬名を、黄岑(おうごん)といい、中国には、黄岑(おうごん)の他に同類の滇黄岑(てんおうごん)や粘毛黄岑(ねんもうおうごん)などがあります。


採集と調整
コガネバナ(コガネヤナギ)の、根を乾燥したものを生薬で黄岑(おうごん)といいますが、民間(単独)では用いずに、漢方処方だけになります。


薬効・用い方
黄岑(おうごん)は、各種の漢方処方に配合して広く用いられています。

吉益東洞(よしますとうどう)が表した「薬徴(やくちょう・1771)」では、「心下痞(しんかひ)を主治す。胸脇苦満(きょうきょうくまん)、心煩(しんぱん)、煩熱下利(はんねつげり)を兼治す」という記述があります。
心下痞(しんかひ)とは、みぞおちにつかえ感があることを治すことで、消炎解熱薬としての、黄岑(おうごん)の漢方的効能の基本を表しています。
上記の意味は、胃部が停滞した感じを治して、胸や脇に充満感があって苦しく、内熱で心苦しく、また、暑苦しく下痢を治す。ということです。

漢方の三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)は、黄岑(おうごん)、黄連(おうれん)、大黄(だいおう)の、三つの黄(おう)のつく生薬が配合されているので、三黄(さんおう)の名前がありますが、これは、比較的体力があって、便秘がちで高血圧症状の、のぼせや、肩こり、耳鳴り、鼻血、不眠、不安などに用いて血圧を下げる代表的な漢方処方です。
これは、黄岑(おうごん)、黄連(おうれん)、大黄(だいおう)を各1グラムづつ混ぜて、水0.2リットルで煎じて、約3分の1量にして服用します。

また小柴胡湯(しょうさいことう)は、かぜの後期で微熱がつづき、発熱と悪感(おかん)が交互にあるとき、食欲不振、胃炎、吐き気、胃腸虚弱などの場合に、柴胡(さいこ)7グラム、半夏(はんげ)5グラム、大棗(だいそう)3グラム、生姜(しょうきょう)3グラム、黄岑(おうごん)3グラム、人参(にんじん)2グラム、甘草(かんぞう)2グラムを1日量として、0.5リットルの水で煎じて、2分の1量に煮つめ1日3回食間に服用します。


その他
コガネバナ(コガネヤナギ)は、享保(きょうほ)年に幕府の薬草栽培苗圃(びょうほ)である小石川御薬園(おやくえん)で日本で初めて栽培されました。
小石川御薬園(おやくえん)での記録では、寛政(かんせい)3年(1791年)8月改めの中の「御薬草木書留(おやくそうもくかきとめ)」には「朝鮮の黄岑(おうごん)、享保11年(1726年)預かり」という記述があり、このときに朝鮮から種子を取り寄せて栽培したことがわかります。
また、「物類品騭(ぶつるいひんしつ・1763)」の中にも「享保中、種子を伝う、今世上に多し」という記述があり、このことからも日本に渡来した時期がわかります。

小石川御薬園(おやくえん)の記録には、延享(えんきょう)元年(1744年)に、京都御所、仙洞(せんどう)御所に生薬として調製した、黄岑(おうごん)二斤(きん)を毎年献進しているという記述があります。

香川修庵(かがわしゅうあん)の表した、「一本堂薬選(いっぽんどうやくせん・1729)」で、黄岑(おうごん)について「黄岑(おうごん)を選ぶには、黄色で青緑を帯びるものが最もよく、用いるとき、内部で腐っている場合はこれを削り去り、水で洗って細かく刻み、酒で洗い、のち酒で炒る。
一般の医者はタケニグサの根を和黄岑(わおうごん)であるというが、これは誤りである。
本物の黄岑(おうごん)は官園(幕府の小石川御薬園)に栽培される。
これを見ると、葉はアカバナ(アカバナ科の多年草)の葉に似ていて紫色の花を開き、よく茂り、観賞するにも足る」という記述があり、また「薬種店では、黄岑(おうごん)にナンテンの根を混入して売っているから、注意してこれをとり去ってから用いないといけない」という記述もあり当時の様子がわかります。

これは、黄岑(おうごん)が青緑色を帯びているという説明は、調整のときに湿気が多くなると、成分が分解して黄緑色になるので、香川修庵(かがわしゅうあん)の説明とは少し異なりますが、タケニグサの根を和黄岑(わおうごん)としていることには興味があります。


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Photo Masayuki Tsuno
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