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ワレモコウ
(バラ科ワレモコウ属:多年草:草丈 〜1メートル:花期 〜10月)
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薬効
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下痢
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火傷(やけど)
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| 分布生育場所 |
科名:バラ科/属名:ワレモコウ属 和名:割木瓜/生薬名:地楡(ちゆ)/学名:Sanguisorba officinalis 日本全土の日の当たる山野に自生する多年草草本。
奥尾瀬のワレモコウ
(←拡大画像はクリックします)-日光戦場ヶ原のシカ
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見分け方・特徴
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ワレモコウは、全体に無毛で、根茎(地下茎)は横にのびて太く堅くなり湾曲しています、茎は真っ直ぐのびて1メートルに達して、上部でまばらに分岐しています。
葉は互生して長い柄があり、奇数羽状複葉(うじょうふくよう)で全裂、小葉は5〜11枚で形は長楕円形、先は丸くなっています。長さ2〜6センチ、巾1〜2.5センチで、葉縁は鋸歯状となっています。
花は分岐の先に長さ1〜2センチの花序をつくります。色は暗紅紫色で花序(かじょ)の先の方から咲き、花被片4、雄しべ4です。
同属植物には、高山植物のカライトソウ、タカネトウチソウ、ナンブトウチソウ、エゾトウチソウなどの種類があります。
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採集と調整
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ワレモコウは、10〜11月頃、茎葉が枯れるころに根茎(こんけい)を掘り採り、ひげ根をとり除いてから、よく水洗いして天日で乾燥させます。乾燥した根は不規則な、紡錘形か円柱形でやや湾曲したものとなります。
この乾燥した根茎を、生薬で地楡(ちゆ)といいます。
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薬効・用い方
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中国の最も古い薬物書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」に載せてある薬草で、主として婦人の乳腺炎などの乳痛や帯下(こしけ)の治療に用いると記されています。
また悪肉(おにく・ポリープなどのこと)をのぞき、はれものを療すとあり、止血剤としての利用があったことをうかがわせます。
ですから、主な薬効は、吐血、鼻出血、血痢、やけどなどの治療です。
下痢止めには、地楡(ちゆ)1回量1.5〜3グラムに、水0.2リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、食間に服用します。
また、止血および火傷には、下痢止め用に作った煎液で患部を洗います。
歯ぐきの腫れ、口内炎、扁桃炎などのどの腫れや痛みには煎じ液でうがいをします。
肌荒れ、ウルシかぶれ、草かぶれ、股ずれ、剃刀まけ、靴擦れ、ギンナンかぶれ、あせもなどの湿疹には、煎じ液を塗布して、乾いたら取り替えます。
有効成分:タンニン、サポニンなど
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その他 |
ワレモコウの名前の由来は、古くは吾木香といわれ、われ(日本のこと)の木香の意味とされています。
木香とは、インド産のキク科の植物の根をいい、線香の原料です。
日本の古書「和名抄(わみょうしょう・932)」には、ワレモコウの和名として阿夜女太無(あやめたむ)、一名衣比須祢(えびすね)と出ていて、これに対して地楡(ぢゆちゆ)の漢名をあてています。
漢名の地楡(ぢゆちゆ)とは、小葉がニレに似ていて、地面に見ることができるという意味といわれています。
秋の野草として生け花などにも使われていて、よく知られている多年草になります。
また、春先の出たての若い葉を、塩を入れた熱湯で茹でて、水にさらしてから、ひたし物などにして食べることができます。
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigasi,nishiku,Niigata-city,Japan(025-269-5091)
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