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ツリガネニンジン (キキヨウ科ツリガネニンジン属:多年草:草丈 〜120センチ:花期 〜9月)
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薬効
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せき・たん
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| 分布生育場所 |
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科名:キキヨウ科/属名:ツリガネニンジン属 和名:釣鐘人参/生薬名:沙参(しゃじん)/学名:Adenophora triphylla
日本全土の日当たりのよい山野、丘陵に生える多年草。
日本海側の佐渡、岩船地方の海岸、砂地に自生するシラゲシャジン、ツリガネニンジンの高山型で北海道、本州中部以北、亜高山〜高山の草地に自生するハクサンシャジン
(←拡大画像はクリックします)
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見分け方・特徴
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ツリガネニンジン(キキョウ科)の、根は真っ直ぐ地中に深くのびていて60〜80センチに達します。また、地上部近くをはって直立する場合もあります。形はゴボウのようで、色はうすい黄色をしています。
茎は円柱状で直立し、全体に毛が生えています。長い柄のある根生葉(こんしゅつよう)は、花期には枯れ落ちます。
茎生葉(けいせいよう)は柄がなく3〜4枚輪生しています。まれに、対生か互生することもあります。形は長楕円形、卵形、線状披針形などさまざまです。長さは4〜8センチ、巾5〜40ミリ、葉縁は鋸歯状をしています。
花は、9〜10月ころに枝先に円錐花序を多数つけます。色は青紫、形は鐘形で先が5浅裂で下向きになっています。雄しべ5、雌しべは花びらの、外へ飛び出しています。
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採集と調整
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夏の終わりから秋にかけて、根を掘り採り、ひげ根を取り除いて水で洗い、日干しにします。秋に地上部が枯れたころに採取するのもよいでしょう。
乾燥を早めるため、生のうちに薄切りにするか、こまかく刻んでから干します。外皮のコルク層をはいで、天日で充分乾燥させたものを生薬で沙参(しゃじん)といいます。
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薬効・用い方
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沙参(しゃじん)は、持続性のある去痰(きょたん)作用があり、鎮咳(ちんがい)去痰(きょたん)の目的で慢性のせき止め、たんきり、のどの痛みを止めるのに効き目があります。
また、強心作用や皮膚に寄生する真菌の発育抑制作用があります。
沙参(しゃじん)を1日量8〜12グラムとして、0.5リットルの水で煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、毎食後3回に分けて服用します。
苦味やえぐみがあるので、沙参(しゃじん)に半量の甘草(かんぞう)を加えるか、甘草(かんぞう)の代わりに茶さじ1杯の砂糖を加えます。服用のとき、温めて飲むとよいでしょう。
かいせんなどの、皮膚のかゆみに外用する場合は、煎じ液をガーゼにしみ込ませて貼布します。
沙参(しゃじん)には形体が似ている、人参(にんじん)や竹節人参(ちくせつにんじん)とは異なり、サポニン類を含まないために強壮薬としては用いていません。
食べ方:春に芽生えた若苗を摘んで、ゆでて水にさらしてから調理します。あえもの、汁のみ、おひたし、油いため、オムレツに入れたりして食べます。
太い根茎は、刻んで、茹でて水にさらして、きんぴら、あえもの、油いため、粕漬けにします。
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その他 |
日本には、古くから「山でうまいのはオケラにトトキ、嫁にやるのもおしござる」という、はやし歌がありますが、春先のツリガネニンジンの若芽は非常に美味しく、人に食べさせるのも惜しい気持ちをはやしたものです。
一般の山菜と違って、これだけ全国的に食べられている薬草は余りありません。
「トトキ」とは、「ツリガネニンジン」の古い呼び名です。
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigasi,nishiku,Niigata-city,Japan |
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