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ニリンソウ      (キンポウゲ科イチリンソウ属:多年草:草丈 〜25センチ:花期 〜4月)

薬効
リウマチ 山菜 食用
分布生育場所

科名:キンポウゲ科/属名:イチリンソウ属
和名:二輪草/学名:Anemone flaccida
北海道〜九州までの山地、林など半日陰の比較的湿気のある場所に自生
朝鮮半島、中国に分布
       
新潟市西区のニリンソウ(二輪草)
ニリンソウと似た場所に自生するヤマトリカブトの若葉とニリンソウの若葉


(←拡大画像はクリックします)

見分け方・特徴

山地の湿気のある場所に好んで自生する多年草、大小の群生をつくる。
夏から早春までは、地上部は枯れて翌年に備える。
根茎は短く左右前後に這って群生をつくる。
根から出る根生葉は群生して、柄を伸ばし、5角状で3〜5片に深裂し、裂片はさらに深浅裂し鋸歯縁になり葉面に淡い白点がはいる
花は春に、総苞葉の中心から1〜3個の、花柄を約20〜30センチ伸ばして白色の花をつける。
花弁は無く、がく片5〜7枚が花弁に見え、紅色を帯びるものもある。
花後結実して地上部は夏までに枯れて、地下根が翌春まで休眠する


採集と調整
春から夏頃に根茎を掘り取り、良く洗い日干しにして乾燥する

春3〜4月頃高冷地では5〜6月頃に、若葉、花を摘んで、生のまま天ぷらや、熱湯で茹でて、水に浸して、あえもの、おひたし、汁の実、油いためにする。


 
薬効・用い方
リウマチには、日干しにして乾燥した根茎を1日量6〜10グラム、水0.6リットルを約半量まで煎じて3回に分けて服用する

似た生態のトリカブトと区別するために、花が咲いた時期に採取すると良い
葉や茎は柔らかく、塩を少し入れ熱湯で軽く茹でて冷水に入れる、花は軽く熱湯に浸す程度
生のままの葉や花の天ぷらや、ゴマあえ、白あえ、すまし汁、卵とじ、辛子マヨネーズ、バター炒め
花をコーヒーゼリーや、抹茶寒天寄せや、花だけを集めてかるく茹でて甘酢に。また、葉に塩をまぶして軽く茹で、刻んで、炊き立てのご飯に混ぜて独特の青臭さを味わう


その他
ニリンソウの名前の由来は、葉の中心から長い花柄を伸ばして、1輪づつ2輪の花を付けることから、ニリンソウと名がついたという
名は、ニリンソウだが、一輪や三輪の場合もある

中国では、ニリンソウ(二輪草)を、林蔭銀蓮花(りんいんぎんれんか)と呼び、黒褐色の根茎を乾燥したものを、生薬名で地鳥(じう)と呼び、リウマチの薬として用いる

食用の場合には、葉の形が猛毒のトリカブトに似ているので、花が咲いてから採取する注意が必要です。
ニリンソウと似た場所に自生するヤマトリカブトの若葉とニリンソウの若葉


 
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Photo Masayuki Tsuno
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