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ネムノキ
(マメ科ネムノキ属:落葉高木:樹高 〜10メートル:花期 〜7月
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薬効
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捻挫(ねんざ)
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腰痛
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強壮
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利尿
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鎮痛
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不眠症
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| 分布生育場所 |
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科名:マメ科/属名:ネムノキ属
和名:合歓の木/生薬名:合歓皮(ごうかんひ)/学名:Albizia julibrissin
本州、四国、九州の山野、野原、川端に自生する落葉高木。植栽にもされる。
新潟県柏崎市米山のネムノキ
(←拡大画像はクリックします)
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見分け方・特徴
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樹皮は滑らかで灰褐色、枝は上部で横に伸びます。
葉は、2回羽状複葉、小葉は36〜58枚あり、夜には小葉が閉じて、朝開きます。
花は、6〜7月に、淡紅色のおしべ枝の先に20個くらい糸状の美花を夕方開きます、淡いピンク色の部分は、雄しべの花糸です。
果実は秋に平たい楕円形の豆果に熟します。
種子は褐色楕円形です。
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採集と調整
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夏から秋に樹皮・葉を採取して日干しにして乾燥させます。
これを生薬で、合歓(ごうかん)、合歓皮(ごうかんひ)といいます。
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薬効・用い方
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合歓皮(ごうかんひ)は、利尿、強壮、、鎮痛、腰痛、打ち身、腫れ物、水虫、手のあれ、精神安定などに用います。
関節・腰痛には、合歓皮(ごうかんひ)10〜15グラムを水約0.5リットルで煎じて1日2〜3回に分けて服用します。
関節痛や腰痛の塗布には、合歓皮(ごうかんひ)10〜15グラムを水約0.3リットルで煎じて、煎じ液を患部に塗ります。
捻挫には、樹皮を黒焼きにしてキハダの粉末を半量づつ混ぜて酢と練り合わせて患部に塗布します。
水虫、手のあれには、乾燥した葉・小枝50グラムと塩小さじ1杯を混ぜて、水約0.5リットルで煎じて冷めてから、患部を洗います。
関節痛、腰痛、打ち身、捻挫などの、浴湯料には、乾燥した葉、小枝、樹皮を適量布袋に入れて鍋などで煮出してから風呂に入れて入浴します。
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その他 |
名前の由来は、鳥の羽に似た葉が夜には、自然に閉じて木が眠ったように見えることから、ネムノキという名がついたといいます。
また、漢名の合歓(ごうかん)は、夜になると葉と葉が閉じて合ったように見える様子から、夫婦の合歓(ごうかん)から幸福にたとえたことからついた名だといいます。
ネムノキは、古くから知られていて、貝原益軒は「この木を植えると人の怒りを除き、若葉を食べると五臓を安じ、気をやわらげる」という記述しています。
昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓ぶの花 君のみ見めや戯奴さへに見よ
紀女郎(きのいらつめ)(巻八−1461)
(ネムの花がうらやましい。昼間は美しく咲き、夜は好きな人に抱かれるように眠るんだから・・)
わぎも子が形身の合歓木は花のみに 咲きてけだしく実にならじかも
大伴家持(巻八−1463)
(あなたからもらった形身の合歓木は、花が咲くばかりで実にはならないかもしれません・・)
万葉集には、こんな艶っぽい歌があります。万葉集には、合歓木と書き「ねぶ」と詠んでいました。
ネムノキの花は夕方に咲きます。花の咲く時間には葉を閉じ合わせて(睡眠運動)眠りにつきます。
夜明けとともに葉は開いて花はしぼんでしまいます。
葉が閉じる理由を説明します。葉は羽状をしていて楕円形の小さな葉で構成されています。
葉全体が茎に付着する部分と小さな葉がそれぞれ付着する部分(葉柄)の基部がふくれていて(葉枕)その細胞内圧力(膨圧)が昼夜で変化するので葉が閉じたり開いたりします。
英名はシルク・ツリー(絹の樹木)これは多数の雄しべを絹に見立てたものです。
女優の宮城まり子さんによって創設された肢体不自由者施設「ねむの木学園」のスタッフの制服も、ネムノキの花の薄いピンク色をしているということです。
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Photo
Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigasi,nishiku,Niigata-city,Japan |
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