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ハマボウフウ (セリ科ボウフウ属:多年草:草丈 〜20センチ:花期 〜7月)
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薬効
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かぜ
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頭痛(ずつう)
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関節炎
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| 分布生育場所 |
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科名:セリ科/属名:ボウフウ属 和名:浜防風/別名:八百屋防風/生薬名:浜防風(はまぼうふう)/学名:Glehnia littoralis
日本全土の海岸の砂丘地に普通に自生。
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見分け方・特徴
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ハマボウフウは海岸の砂地に自生する多年草草本(そうほん)で、黄色の根茎(こんけい)と根は砂中に深く真っ直ぐに伸びます。
茎は短く、根元から出る葉には紅紫をした長い柄があり、2回3出複葉(ふくよう)になっていて、砂上に広がっています。
葉質は厚く少し光沢があり、小葉の縁には、不整の鋸歯(きょし)があります。
花は6〜7月ころに茎項(けいちょう)に複散形花序(ふくさんけいかじょ)を1個出して、白い小さな花を多数密生させます。
果実は、楕円形で長さが4ミリ程度で軟毛が密生しています。
また、茎の上部、花柄(かへい)、葉柄(はへい)には白い毛が密生しています。
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採集と調整
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真夏の気温の高いときに、2年以上の株を選んで根を掘り起こして水洗いし、風通しのよい場所で陰干しにして乾燥させます。
ハマボウフウの根は、かびやすいので陰干しして乾燥したあとは、日光で1日程度干しておきます。
一般的には、早く乾燥させるために、根を細かく刻んで乾燥させます。これを生薬の浜防風(はまぼうふう)といいます。
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薬効・用い方
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浜防風(はまぼうふう)は、解熱(げねつ)、鎮痛作用があり、かぜの発汗、発熱、頭痛、関節痛などに、1日量10グラムとして、0.2リットルの水で煎じて、約2分の1量に煮詰めて熱いうちに服用します。
浴湯料としては「防風ぶろ」があります。防風ぶろは、血行をよくして、寒いときでも湯冷めがしません。
乾燥した根、根茎300〜500グラムを木綿袋に入れて、鍋で煮出して入浴直前に袋ごとに入れたものを防風ぶろといい、血行をよくして、体を温め、疲労回復、筋肉痛の緩和、かぜの予防、寒い時の湯冷めの防止に効き目があります。
屠蘇散(おとそ):正月の、お屠蘇は防風(ぼうふう)、白朮(びゃくじゅつ)、桔梗(ききょう)、山椒(さんしょう)、桂皮(けいひ)、大黄(だいおう)などからなっています。
栽培:根が大変長いので、鉢植えよりも、畑で栽培するほうが適していて、水はけのよい砂地に栽培します。鉢植えの場合は、深い鉢で栽培する必要があります。
肥料は油粕がよく、冬には防寒をする必要があります。
ハマボウフウは、非常に癖がなく生のままでも食べられます。刺身のつまやサラダなどに。
また、さっと茹でたものは酢の物、あえもの、おひたし、炒め物、煮物にします。
生の根、根茎は味噌漬けにして食べます。
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その他 |
ハマボウフウは、日本全国の砂地に自生しているので浜防風(はまぼうふう)といわれましたが、防風(ぼうふう)は漢方薬で有名な中国産のセリ科の種類です。
日本の浜防風は、それとは多少違いますが、根には芳香(ほうこう)がある点では似ていて、薬としては防風の代用になるために、浜防風の名前がつきました。
ハマボウフウは、正月の雑煮のあしらいや、刺身のつまなどの日本料理には欠かせない高級野菜のひとつです。
ハマボウフウの別名にヤオヤボウフウとも言われていて、明治時代から栽培されていて、八百屋の店頭に、高級野菜として並べられたことから八百屋防風(やおやぼうふう)との名前もあります。
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan |
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