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テンダイウヤク
(クスノキ科クロモジ属:常緑低木:樹高 〜4メートル:花期 〜4月)
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薬効
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リューマチ
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神経性胃腸炎
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腸管癒着(ゆちゃく)
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臍(へそ)周辺の疼痛(とうつう)
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泥状便
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打撲傷(うちみ)
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| 分布生育場所 |
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科名:クスノキ科/属名:クロモジ属 和名:天台鳥薬/別名:ウヤク/生薬名:鳥薬(うやく)/天台鳥薬(てんだいうやく)/学名:Lindera strychnifolia
中国中部原産、日本に渡来したのは享保年間(1716〜1736)
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見分け方・特徴
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テンダイウヤクは、高さ約3メートルで幹は叢生(そうせい)します。 葉は互生(ごせい)して有柄、楕円形、先端と基部は少し尖り、全縁(ぜんえん)で少し裏面に巻き込んでいます。 葉質は、革質で薄く、葉面には3本の主脈があり、光沢があります。 花は、3〜4月ころ枝の先の葉腋(ようえき)に淡黄色の花を多数つけます。 果実は、秋には黒く熟します。 根は、ところどころで肥厚して連珠状(れんじゅじょう)の塊根(かいこん)ができます。
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採集と調整
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冬から初春にかけて、根を掘り取り塊根(かいこん)部を水洗いしてから日干しにして乾燥させます。
テンダイウヤクの根は、棒状のものと塊根(かいこん)のものがあり、棒状より塊根の方が芳香(ほうこう)成分が多く良品とされています。
この塊根を乾燥したものを、生薬(しょうやく)で鳥薬(うやく)、天台鳥薬(てんだいうやく)といいます。
天台鳥薬(てんだいうやく)は、中国の天台山で産出されるものが一番効き目があり貴重ということで、天台鳥薬(てんだいうやく)と言われています。
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薬効・用い方
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鳥薬(うやく)は、神経性胃腸炎、腸管癒着(ゆちゃく)による軽度の通過障害などに見られる、臍(へそ)周辺の疼痛(とうつう)、腹鳴、泥状便などの症状がある場合に適しています。
また、月経痛にも用いていて、月経の後半に疼痛(とうつう)がある場合には、沈香、延胡索(えんごさく)、当帰(とうき)、肉桂(にくけい)を配合して、月経前の腹痛には、木香(もっこう)、縮砂(しゅくしゃ)、香附子(こうぶし)を配合します。
芳香(ほうこう)性健胃薬、鎮痛薬として1日量5〜10グラムを水0.5リットルで煎じて、約2分の1量まで煮詰めて服用します。 健胃(けんい)整腸、腸蠕動(ぜんどう)の促進作用は木香(もっこう)の作用より効果があります。
また、テンダイウヤクの葉を鳥薬葉(うやくよう)といい、鳥薬(うやく)と同じように健胃薬として1日量4.5グラム〜9グラムを煎じて服用します。
新鮮な葉は、もみ潰して油で炒め、関節リューマチ、打撲傷の患部などに塗布します。
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その他 |
古く中国で、秦(しん)の始皇帝が不老長寿の霊薬(れいやく)を求めて、徐福(じょふく)という人を日本に派遣したという話があります。
この時の霊薬というのが、このテンダイウヤクであるとされています。
小野蘭山(おのらんざん)が書いた「本草綱目啓蒙(ほんぞうこうもくけいもう・1803)」の巻30には木部で香木類35種が収載されています。 この中の鳥薬(うやく)の項の説明には「享保年中(1720年ころ)漢種二品渡ル天台鳥薬ト衡州鳥薬トナリ伝エ栽テ今花戸(花屋のこと)ニ多シ天台鳥薬ハ木ノ高サ八九尺多ク叢生ス一二尺ノ小木モ能花ヲ生ス・・・・・秋ニ至リ熟シテ赤色大サ南天燭子ノ如シ後ニ漸ク黒色ニ変ズ地ニ下シテ生シ易シ油ヲ搾リ燈ニ用ユベシ臭気アリ此根和州ノ宇多城州ノ八幡ニ多ク栽テ四方ニ貸ス・・・・・」という記述があります。
テンダイウヤクは、中国の揚子江(ようすこう)以南の各地が原産地であり、古くに日本に渡来して野生化しています。
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigasi,nishiku,Niigata-city,Japan |
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