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ガマ                        (ガマ科ガマ属:多年草:草丈 〜1.5メートル:花期 〜8月)

薬効
小便不利 火傷(やけど) 外傷(がいしょう)
分布生育場所

科名:ガマ科/属名:ガマ属
和名:蒲/学名:Typha latifolia
日本全土の川辺、池沼の浅い場所、湿地などに自生

新潟県には多く自生するガマ科ガマ属ヒメガマ(姫蒲)
日本全土の湿地に自生する小型のガマ科ガマ属コガマ(小蒲)


(←拡大画像はクリックします)

見分け方・特徴

ガマは、川岸、池沼の浅い場所に自生する多年草草本(そうほん)で、休耕田などで放置された水気の多い場所などにいつのまにか群生します。
ガマの地下茎は、泥の中を縦横に走り、これから芽を出して繁殖します。葉は、ショウブの葉を大型にしたような線形で、葉質は少し厚く柔らかく、長さは1〜2メートルになります。
葉基は鞘(さや)状で茎を包み、茎は葉よりも高く伸びて先端に肉穂花序(にくすいがじょ)ができます。
苞(ほう)は、葉状で早く落ち、花序(かじょ)は2段に分かれていて、下方に褐色の雌花序がつき、上部には汚黄色の雄花序がつき、雌花・雄花ともに微小です。
雌花は繊細な花梗(かこう)があって1雌ずいで、根元に多数の長毛があり、雄花は雄ずい2〜3本と少数の毛からなっています。
花が終わると雄花は落下して穂軸のみが残り、花粉は4個が固く結合したもので、4集粒(しゅうりゅう)といいます。
果実が熟すと、白い綿のような毛をつけるようになり、この毛には種子がついていて、風にのって遠くまで運ばれます。

ガマに類似したものには、コガマヒメガマがあり、ヒメガマは花穂(かすい)に雌花序から数センチ離れて雄花序ができることと、花粉が単粒になっていることで区別ができます
また、コガマはガマの小型品で葉は細くて、花穂も小型になっていて花粉も単粒になっています


採集と調整
ガマは、6〜7月ころの花期に花粉が放出する前に採取します。
新聞紙などの上で乾燥させれば、黄色の花粉が出てきて、簡単に集めることができます。
このガマの花粉を乾燥したものを、生薬(しょうやく)で蒲黄(ほおう)といいます。


薬効・用い方
有効成分は、ステロイド・チハステロール、酸のトランス・パラ・ハイドロオキシ桂皮酸、バニリン酸など

蒲黄(ほおう)は、日本の民間薬で利尿(りにょう)、通経薬として滑石(かっせき)、芍薬(しゃくやく)、当帰(とうき)などと配合して内用して、また、収斂(しゅうれん)性止血薬として、そのまま傷口や火傷(やけど)に散布薬として用います。
また、漢方では花蒲黄(ほおう)は、石松子(せきしょうこ)の代用として用います。
ガマの全草は、香蒲といって利尿薬として用います。

乾燥した花粉5〜10グラムに約0.5リットルの水で煎じて、1日3回に分けて服用する。(下血・吐血に)
乾燥花粉をそのまま、1回1グラム程度を3回服用する。(下血・吐血に)
塗布:乾燥花粉を傷口に塗布。(火傷・鼻血に)
乾燥花粉8グラムを、温かい酒で服用。(生理不順・遺精・尿道炎に)
乾燥花粉を豚脂で練って肛門に2〜3回入れる。(痔に)


その他
日本の古書の「古事記」の大国主(おおくにぬし)の命(みこと)が、サメに毛をむしられた白兎(しろうさぎ)の赤い肌を治すのに、ガマの穂綿を使って治したという「因幡(いなば)の白兎」の神話には、薬草を使っていろいろな病気や怪我の治療にまつわる、当時の人たちの考え方を知ることができる重要な手がかりになり、日本の医薬としての始まりにもあたるといわれています。

「本草和名(ほんぞうわみょう/918)」や「和名抄(わみょうしょう/932)」には、蒲黄の漢名を「カマノハナ」の和名で呼び
江戸時代初期・寛永7年(1630)の「新刊多識編(林道春編/水草部)」には、香蒲(こうほ)の漢名をあて、和名を加麻(かま)と呼んだ
江戸時代中期・正徳3年(1713)の「和漢三才図会(わかんさんさいずえ/寺島良案)」には、香蒲を和名を「がま」とした

蒲(がま)の名前の由来は、蒲(がま)は、トルコ語のカスミまたはカムスに由来するからという説と、日本語のルーツにあたるアルタイ語の葦(あし)を意味するカマが、日本語ではカマと呼ばれるようになったという説があります。

ガマの花粉は、薬草にするほかには、インドの一部や南太平洋の島では花粉を練ってパンのようにして焼いて食用にしているそうです。また、現在日本では、冬期のミツバチの食料として輸入されているそうです

ガマは、雌花穂(しかすい)が結実するとぼろぼろとこわれていって、綿花のように飛散するので、これを集めて、火打石の発火物、燈心(とうしん)などにも用いられていました
葉や茎は、蒲蓆(がまむしろ)、簾(すだれ)、籠(かご)などを作るのに使用されています
また、古代には、雌花穂が熟した穂綿(ほわた)から布団を作りました。

ガマの若い芽は、柔らかく、茹でて野菜のように食べることもできます

夏のスタミナ源として、土用の丑の日には、鰻(うなぎ)の蒲焼(かばやき)を食べますが、昔ウナギをぶつ切りにして、串焼きにして焼きました。その形がガマの穂に似ているので、蒲焼(かばやき)と呼ばれるようになりました。


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Photo Masayuki Tsuno
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