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アシタバ           (セリ科シシウド属:多年草:草丈 80〜100センチ:花期 5〜6月)

薬効
強精 滋養強壮 高血圧
       
分布生育場所

科名:セリ科/属名:シシウド属
和名:明日葉/学名:Angelica Keiskei
伊豆七島・本州の暖地の海岸に自生する大型の多年草。


(←拡大画像はクリックします)

見分け方・特徴

草丈1メートルにもなります。宿根から叢生する葉は赤色の長い柄があり、1〜2回3出の羽状複葉です。
厚く深緑色のやや光沢のある小葉は、卵円形で通常2〜3裂しています。葉の表の脈上には、短い突起状の毛が密生しています。
葉縁には不規則な鋸歯があり、たいてい冬も緑色をしています。5〜6月ごろに花茎を出し、茎頂に大型の複散形花序をつけます。
帯黄白色の花を密につけて、茎葉ともに傷をつけると黄色い汁液がでます。

アシタバによく似たハマウドは、オニウドともいい、本州中部以南の海岸で自生しています。昔から毒があるとして食用にはされていません。

また、中部以北の山中に自生するアマニュウもよく似ています。高さが3メートルにもなる大型の草本です。アマニュウは若葉をとって食用にすることができます。花は白で、葉はアシタバより光沢があります。葉茎の汁液はすこし黄色を帯びています。


採集と調整
春から夏にかけて、なるべく若い芽か若葉だけを採取して、生で用いるか、さっと水洗いしてから、よく水をきり、手で細かくちぎって2〜3日日干しにします。その後陰干しして乾燥させます。
暖地であって排水がよければ、どこでもよく生育するもので、寒さには弱いのですが、冬期には地上部が枯れたあとに、藁と土を交互に2〜3層にして株をおおってやれば、越冬させることができて翌春には芽がでます。


薬効・用い方
民間では高血圧症の予防として乾燥葉に熱湯を注ぐか、1日量20〜30グラムを煎じて、茶剤として飲用します。
若くて柔らかい芽・葉には、強壮・強精の効き目があり、食欲の増進や、疲労回復にも用います。強い苦味もゆでると消えます。また、ジューサーなどで青汁を作り飲む場合は、1日0.1リットルが限度です。

有効成分:ゲルマニウム(植物性有機ゲルマニウム)、ビタミンB12、葉緑素(クロロフィル)、ビタミン・ミネラル類
ビタミンEの数百倍の抗酸化があるゲルマニウムを100グラム/460ppm含有して、抗がん物質インターフェロンの産生と、がん細胞を殺す白血球の産生を促し老化防止とがんを予防。
ビタミンB12、マグネシウム、ミネラル、ビタミン類が貧血を防止。


その他
伊豆七島や本州の暖地の海岸に自生する大型の多年草で、昔は伊豆の八丈島では畑に植えて野菜にしていました。強壮野菜の名もあります。

若葉は柔らかく食用にできます。特有の香りがあって、やや苦味がありますが、ゆでてひたし物や、ごま、みそあえにします。

生長の大変早い植物で、若芽、稚葉をつんでも、次の朝には新しい芽、葉が出ています。
明日葉(あしたば)の名は、ここからつけられました。



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Photo Masayuki Tsuno
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