ラクウショウ       　　　　 （スギ科ヌマスギ属：落葉高木：樹高 〜20メートル：花期 〜4月）

科名：スギ科/属名：ヌマスギ属
和名：落羽松/別名：ヌマスギ/学名：Taxodium distichum

スギ科スギ属スギ
スギ科メタセコイア属メタセコイア

2008/10/21 新潟市西区坂井東
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北米東南部、メキシコ原産の雌雄同株の落葉高木
水質地、沼地、川辺などの湿地帯に自生

日本では、高さ約20メートル、直径約70センチ程度に育つ
樹皮は、赤褐色、縦に裂けてはがれ落ちる
枝は、若枝は緑色〜褐色に変わる
葉は、側枝に羽状に互生、柔らかく扁平な線形、長さ1〜2センチ、秋に赤褐色に紅葉する
花は4月、雄花は褐色、長さ10〜20センチの花序に多数垂れ下がる
雌花は緑色、枝の先端に数個つく
果実は、球形、直径約3センチ、10〜11月頃に緑色〜褐色に熟す
熟すと10〜12個ある果鱗が割れて光沢のある褐色の約1.2センチの種子を落とす

日本では、他の植物が育たないような湿地などに植栽される
湿地で古木になると膝根（しっこん）と呼ぶ呼吸根を地上に出して特異な景観を作ることで知られる

また、類似種のメタセコイアとの違いは、メタセコイアは、葉が対生、果実に果柄があり少し長い球形から区別する

名の由来は、枝に水平に並んだ葉を鳥の羽に見立てて、秋に紅葉すると枝ごと落葉することから、落羽松（らくうしょう）の名になった
また、ヌマスギ（沼杉）は、沼などの湿地に自生することからついた

用途は、公園樹、建築材、土木材、各種器具材などに利用される