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水野瑞夫/家庭の民間薬・漢方薬、一般社団法人和ハーブ協会/和ハーブ図鑑、A･シエヴァリエ/世界薬用植物百科事典、牧野富太郎/日本植物図鑑、原色高山植物大図鑑、原色日本薬用植物図鑑、原色日本樹木図鑑、伊澤一男/薬用カラー大事典、橋本郁三/食べられる野生植物大事典、田中孝治/薬になる植物百科、水野瑞夫/食効、所鳳弘/薬草染、山渓/日本の野草・樹木・高山植物、山渓/樹に咲く花1･2･5･8、山渓/野草の名前春･夏･秋冬、木の大百科、木の名の由来、植物名の由来、園芸植物名の由来、草木染、続草木染
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スダジイ       （ブナ科シイ属：常緑高木：樹高 ～20メートル：花期 ～6月）

薬効
食用
分布生育場所

科名：ブナ科/属名：シイ属
和名：椎/別名：イタジイ/ナガジイ/学名：Castanopsis sieboidii
本州福島県～新潟県以西、四国、九州、屋久島（南限）、済州島

ブナ科マテバシイ属マテバシイ（馬刀葉椎）

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見分け方・特徴

新潟県以西の海岸に近い山地に多く自生する常緑高木、高さ25メートル、直径1.5メートルにも成長する
樹皮は黒褐色、大木になると縦に深い割れ目が入る
葉は互生、広楕円形、厚い革質で先端が細くなり尾状に尖り、2列に並ぶ長さ5～15センチ、幅2.5～4センチ、全縁～上半部に鋸歯があるものもある
花は雌雄同種、5月～6月頃に雄花は新枝の下部から長さ8～12センチの花序を垂下げる
雌花は新枝の上部の葉腋から長さ6～10センチの花序が直立して目立たない雌花が多数つき、強い香りを出して虫を呼ぶ虫媒花
果実は堅果、長さ1.2～2センチ、長楕円形状、翌年の秋に熟し、灰緑色の殻斗の外面は鱗片が並び3裂し、黒褐色の種子が出る
果実のドングリは生でも食べられる
採集と調整
秋に地上に落ちた堅果を広い集めて、洗い新聞紙などに広げて乾燥すると、割れ目が出てきて皮をむきやすくなる
種子の中身は、甘味があり、生でも食べられるが、炒ったり、蒸して料理する


　
薬効・用い方
天日乾燥した、種子の中身は、甘味があり、生でも食べられるが、炒ったり、蒸して料理する
シイの独特の風味が楽しめる


　
その他
シイ（椎）の名の由来は、実が熟して落果して下に落ちる「下（し）」と「実（み）」から、「しみ」が転嫁して、しい（椎）の名になったという

材は、シイタケ栽培の原木や各種の器具材に利用される


　
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Photo Masayuki Tsuno
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