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フウリンブッソウゲ       （アオイ科フヨウ属：常緑低木：樹高 ～3メートル：花期 ～ 月）

薬効
下痢 鼻血
分布生育場所

科名：アオイ科/属名：フヨウ属
和名：風鈴仏桑花/風鈴扶桑花/学名：Hibiscus rosa-sinensis var.schizopetaius
アフリカ東部原産、江戸時代後期に中国から渡来、温室栽培される

アオイ科フヨウ属ハイビスカス（ブッソウゲ/扶桑花）
アオイ科フヨウ属ムクゲ（木槿）

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見分け方・特徴

熱帯アフリカ東部原産で普通温室で栽培
常緑低木で幹は直立、高さ1～6メートルに達するものもある
葉は広卵形、長さ7～10センチ、幅2.5～5センチ、濃緑色、光沢があり、葉縁には不ぞろいな鋸歯があり葉柄のつけ根に針状の托葉がつく
開花期は熱帯地方では1年中開花するが、日本では夏前後になる
花は葉腋から花柄を出し、紅色ロート状の花を横～下向きにつけ、花の直径約10センチ、花弁5枚らせん状のひだがある
紅色筒状の雄しべは花から突き出て葯が先端に多数つき、雌しべは雄しべより長く柱頭は5裂する
採集と調整
春から夏頃に若葉と花を採取して、洗い日陰で乾燥して、手でもんで細かくして保存する


　
薬効・用い方
有効成分は、フラボノイド・クエルセチン、アントシアニン・シアニンクロリッド、脂肪族化合物のヘントリアコンタンなどを含む

下痢、鼻血が止まらないときには、乾燥した若葉・花10グラム、水0.6リットル、半量まで煎じて1日3回暖めて服用する、煎じ液は鮮やかな紅色になる


　
その他
名の由来は、古く中国から渡来した、アオイ科のハイビスカスの仲間を、漢名扶桑（ふそう）の樹木があり、花が美しいことから、扶桑（ふそう）の漢名に花（はな）を付けて、扶桑花（ふそうげ）と呼んだ、この扶桑花（ふそうげ）が転嫁して、ブッソウゲ（扶桑花）の名になった
江戸時代後期に渡来した、ブッソウゲ（扶桑花）に花が下向きに咲くことから、風鈴に見立てて、風鈴扶桑花（フウリンブッソウゲ）の名になったという


　
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Photo Masayuki Tsuno
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