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水野瑞夫/家庭の民間薬・漢方薬、一般社団法人和ハーブ協会/和ハーブ図鑑、A･シエヴァリエ/世界薬用植物百科事典、牧野富太郎/日本植物図鑑、原色高山植物大図鑑、原色日本薬用植物図鑑、原色日本樹木図鑑、伊澤一男/薬用カラー大事典、橋本郁三/食べられる野生植物大事典、田中孝治/薬になる植物百科、水野瑞夫/食効、所鳳弘/薬草染、山渓/日本の野草・樹木・高山植物、山渓/樹に咲く花1･2･5･8、山渓/野草の名前春･夏･秋冬、木の大百科、木の名の由来、植物名の由来、園芸植物名の由来、草木染、続草木染
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【監修】一般社団法人 和ハーブ協会
 

ツルムラサキ  （ツルムラサキ科ツルムラサキ属：つる性1年草：草丈 ～センチ：花期 ～月）

薬効
健康野菜　
　
分布生育場所

科名：ツルムラサキ科/属名：ツルムラサキ属
和名：蔓紫/学名：Basella rubra
熱帯アジア原産のつる性1年草
日本各地で野菜として栽培


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見分け方・特徴

熱帯アジア原産のつる性1年草で高さ3～4メートルに伸びる
つるは他の物に絡みつき良く生長する
つるは赤紫色、つるや葉は多肉質で無毛
葉は互生、広円形、葉柄があり葉縁は無縁
ふつうは、8～9月頃、葉腋から多肉質の花柄を伸ばして、穂状に花序をつけ数個の花をつける
花には花弁が無い、がく片5枚、多肉質ではじめ白色でのちに紅色のつぼみ状になる
雄しべ5本、雌しべの柱頭は3裂する
花後に、がく片が肥大して果実を包み、黒褐色で多肉多汁の偽果になる
採集と調整
茎葉の、つると葉を採取して生で食べる
薬効・用い方
有効成分：アルファ・カロチン、ベータ・カロチン、ルチンなど
ほかには、ビタミンC（100ｇ中80mg）、カロチン（100ｇ中3,600μg）が含まれる健康食品

生の、つるや葉を適量と150ＣＣの牛乳をミキサーに入れて、牛乳ジュースにして飲用する

野菜として、サラダなどに入れて生食する
その他
学名：Basella rubra　の「rubra（ルブラ）」は、赤いという意味からでつるが赤紫色からついた

名の由来は、つるの色が赤紫色で、黒紫色の果実（偽果）が、つるの垂れ下がる様子から、ツルムラサキ（蔓紫）の名になった

デパートなどの野菜売り場に売られている、茎や葉が緑色で、ツルムラサキとして販売しているものは、バセラ　アルバ　だという



　
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Photo Masayuki Tsuno
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