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ヘンルーダ/ルー   (ミカン科ヘンルーダ属:常緑多年草:草丈 〜90センチ:花期 〜7月)

薬効
解熱 通経 鎮静 消炎 月経不順 ヒステリー症/気分の高揚
 
分布生育場所

科名:モクセイ科/属名:レンギョウ属
和名:ヘンルーダ/英名:ルー(Rue)/生薬名:芸香(うんこう)/学名:Ruta graveolens
南ヨーロッパ原産
日本には明治維新の前後に渡来したという。各地でハーブや園芸用のひとつとして栽培



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見分け方・特徴

南ヨーロッパ原産の常緑多年草で高さ60〜90センチになる大型の草本
根から褐色の茎が群がり出て、葉は互生、灰緑色、2〜3回の不規則な羽状に3浅裂〜深裂して裂片はへら状〜楕円状、葉面には腺点があり強い芳香がある
花は、6〜7月頃に茎頂に黄色の小花を散房花序をつける、花には鋸歯がある4〜5枚の花弁がつく
果実は、球形の刮ハ(さくか)が結実する


採集と調整
ヘンルーダは、6〜7月の開花期に花がついたまま茎葉の全草を採取して、最初は陰干し、その後半日、日干しにして乾燥したものを生薬名で芸香(うんこう)と呼ぶ


薬効・用い方
有効成分:全草に精油(メチルノニケトン、メチルヘブチルケトン、ピネン、シネオール)を含み特異な芳香がある。他には、アルカロイドのアルボリニン、フラボノイド配糖体のルチン、フロクマリン類のベルガプテン、コクサギニンなどを含む

風邪の発熱、月経不順、ヒステリーなどには、芸香(うんこう)を1回量2〜4グラムに熱湯を注いで2〜3分間おいてから表面のかすを除いて服用する

虫刺され、化膿したおでき、打撲などには、芸香(うんこう)をすり潰して、患部にガーゼなどで塗布する

生の茎葉は、すり潰した汁を、虫刺され、化膿したおでき、打撲の患部に塗布する


その他
名の由来は、ヘンルーダのポルトガル名が、ヘン・ルタと呼び、ヘン・ルタが転訛(てんか)した
また、ヘン・ルタとは、「ヘン」は冠詞、「ルタ」は古いラテン語の「ルウ」からついたという

中国名の「芸香(うんこう)」とは、「芸」が「盛なるさま」を意味していて、「香りが盛んなる」ということから、芸香(うんこう)の名がついたという

「大和本草(やまとほんぞう)」の考柱本(白井光太郎・1932)の記述した本には、古くに渡来したヘンルーダをコヘンルーダと呼び、明治維新前後に渡来したものをヘンルーダと呼び、コヘンルーダには、花弁の縁に毛状細裂があるという


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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigasi,nishiku,Niigata-city,Japan