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セイヨウノコギリソウ
(キク科ノコギリソウ属:多年草:草丈 〜100センチ:花期 〜10月)
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薬効
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| 苦味強壮 |
解熱・発汗 |
血圧降下作用 |
止血 |
抗炎症作用 |
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| 分布生育場所 |
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科名:キク科/属名:ノコギリソウ属 和名:西洋鋸草/英名:ヤロウ/生薬名:西洋蓍草(せいようしそう/Achilleae herba)/学名:Achillea millefolium
英名Yarrow(ヤロウ)はヨーロッパ、北米原産の多年草 繁殖力が強く日本でも野生化している
ノコギリソウは、日本、中国北部、シベリア、アリューシャン、北米の山地、草原に自生
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見分け方・特徴
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やや匍匐する多年草で高さ50〜100センチ
葉は互生、2回羽状に深裂し細かく分かれて特徴がある
日本に自生するノコギリソウは、葉の質が硬く、葉の切れ込みが浅く幅が狭いことで区別する
花は8〜11月、茎の上部が枝別れして茎頂に径7〜9ミリの小さな白色〜黄色、淡紅色の頭状花を多数つけ半球状に集まる
舌状花5個、単性で尾花、管状花は両性
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採集と調整
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セイヨウノコギリソウの地上部の全草を乾燥したものを、生薬名で、西洋蓍草(せいようしそう/Achilleae herba)と呼び、ノコギリソウの地上部を乾燥したものを、生薬名で、蓍草(しそう)と呼ぶ
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薬効・用い方
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有効成分:各種揮発油(リナノール、カンフアー、サビネン、カマズレン)、セスキテペン・ラクトン、フラボノイド、アルカロイド(アキレイン)、ポリアセチレン、トリテルペン、サリチル酸、クマリン、タンニン
主作用としては、抗痙攣作用、収斂作用、苦味強壮作用、発汗作用、血圧降下作用、解熱作用、内出血の止血作用、月経促進作用、抗炎症作用
揮発油に含まれるカマズレンは、抗炎症・抗アレルギー作用
セスキテルペン・ラクトンは、苦味強壮作用
アレキレインは、内出血、外出血を抑える作用
フラボノイド類は、抗痙攣作用の主要成分
Yarrow(ヤロウ)は、月経の周期を整え、月経過多、痛みを抑える
ヨーロッパでの民間療法では、外傷の止血薬、苦味強壮薬として、ほとんどの苦味のある飲料にはYarrow(ヤロウ)が配合されてきた。
また、風邪や流感の治療薬、花粉症の治療、月経に関連した諸症状や血行障害にも効果がある
スコットランドでは、伝統的な傷薬の軟膏がYarrow(ヤロウ)から作られている
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その他 |
ノコギリソウ属の学名アキレスの名の由来は、英名Yarrow(ヤロウ)を、古代の戦士の傷の血止めの薬草として用いられていて、ギリシャ神話でトロイ戦争の英雄アキレスが、Yarrow(ヤロウ)を用いて傷の手当につかったという伝説に由来する
日本での名の由来は、羽状の葉の葉縁の大小の複合鋸歯のつく様子を、鋸(のこぎり)の歯に見立てて、ノコギリソウの名になった
日本では、ノコギリソウの漢名を蓍(し)として、「本草和名(ほんぞうわみょう)」、「倭名抄(わみょうしょう/932)」などの平安時代の文献には、和名「女止(めと)」として記載がある
古い時代には、「安之久佐(あしくさ)」、「女止久佐(めとくさ)」などと呼び、「安之久佐(あしくさ)」は、「足草(あしくさ)」の意味があり、葉縁の鋸歯を、物差しんみ見立てて、「歩み」を調べる草という意味になり、「女止久佐(めとくさ)」は、「目途草」で、葉縁の鋸歯を、物差しにたとえて、「目指すところ」や「目途を測る草」を意味する
「草木図説(そうもくずせつ)」の江戸時代には、ノコギリソウの名での記載になっている
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan |
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