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水野瑞夫/家庭の民間薬・漢方薬、一般社団法人和ハーブ協会/和ハーブ図鑑、A･シエヴァリエ/世界薬用植物百科事典、牧野富太郎/日本植物図鑑、原色高山植物大図鑑、原色日本薬用植物図鑑、原色日本樹木図鑑、伊澤一男/薬用カラー大事典、橋本郁三/食べられる野生植物大事典、田中孝治/薬になる植物百科、水野瑞夫/食効、所鳳弘/薬草染、山渓/日本の野草・樹木・高山植物、山渓/樹に咲く花1･2･5･8、山渓/野草の名前春･夏･秋冬、木の大百科、木の名の由来、植物名の由来、園芸植物名の由来、草木染、続草木染
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ヨウシュヤマゴボウ（ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属：多年草：草丈 ～2メートル：花期 ～9月）

薬効
有毒
分布生育場所

科名：ヤマゴボウ科/属名：ヤマゴボウ属
和名：洋種山牛蒡/学名：Phytolacca americana
北米原産の帰化植物 で明治の初めに渡来、空き地、土手、海岸、山野などに自生



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見分け方・特徴

根は肥大してゴボウ状、茎の高さ1～2メートルにもなる大型の北米原産の帰化植物
茎は円柱形、紅紫色を帯び、上部で多く枝分かれする
葉は、互生、10～30センチ楕円形、葉質は薄く全縁
花は、6～9月頃枝先に花穂を伸ばし緑白色の花を密につける。花弁が無く、がくが丸い花弁状に5枚、雄しべ10、雌しべ10が丸くなる
果実は、球形液果、緑色～黒紫色に熟す
採集と調整
有毒、採取はしない
薬効・用い方
有毒部位：根・全草
有毒成分：葉や根に硝酸カリ、根にサポニンの一種フェトラッカサポニンE他
中毒症状：吐き気、下痢、全身麻痺、呼吸困難他

9～10月頃まで、黒紅紫色の果実が熟すが、色素はフェトラッカニンで無毒
若葉を茹でて、おひたしにして食べるというが、中毒した例がある。十分流水にひたしてから食べるか、危険がある食用にはしない
その他
名の由来は、関東地方以西～四国～九州の山地に自生する、マルミノヤマゴボウに果実が似ていることから、ヨウシュヤマゴボウの名になった

また、学校の校庭などにも植えられていることがあるが、黒紅紫色に熟した果実は、無毒ではあるが、安全のために食べない方が良い
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Photo Masayuki Tsuno
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