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水野瑞夫/家庭の民間薬・漢方薬、一般社団法人和ハーブ協会/和ハーブ図鑑、A･シエヴァリエ/世界薬用植物百科事典、牧野富太郎/日本植物図鑑、原色高山植物大図鑑、原色日本薬用植物図鑑、原色日本樹木図鑑、伊澤一男/薬用カラー大事典、橋本郁三/食べられる野生植物大事典、田中孝治/薬になる植物百科、水野瑞夫/食効、所鳳弘/薬草染、山渓/日本の野草・樹木・高山植物、山渓/樹に咲く花1･2･5･8、山渓/野草の名前春･夏･秋冬、木の大百科、木の名の由来、植物名の由来、園芸植物名の由来、草木染、続草木染
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【監修】一般社団法人 和ハーブ協会
 

ハマボッス     　    （サクラソウ科オカトラノオ属：二年草：草丈 ～30センチ：花期 ～6月）

薬効
利尿 抗癌、抗腫瘍
分布生育場所

科名：サクラソウ科/属名：オカトラノオ属
和名：浜払子/学名：Lysimachia mauritiana
日本全土の海岸の砂浜、岩場などに自生
アジア東部～南部、太平洋諸島の温帯～熱帯地域に分布


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見分け方・特徴

茎は、根から数本直立して、伸びながら葉を出し高さ20～30センチになる二年草
茎は太くやや赤みを帯び、肉質で厚みのある短い葉が互生する、長さ2～5センチ、幅1～2センチ、葉面には光沢がある
花は、5～6月ころ、茎の上部に白い花を多数つける
花は、約1センチ、5弁花に見えるが基がつながっている
花後、柄のある約5ミリの丸い実をつける
採集と調整
夏に全草を採取、刻んで、日干しにして乾燥させる
薬効・用い方
有効成分：各種フラボノイド、アストラガリン、ヘピリン、ルチン、マウリチアニン他

乾燥した全草を、利尿に1日量約10グラム、水0.4リットル、半量まで煎じて、3回に分けて服用する

抗癌、抗腫瘍作用があるとして注目されている
その他
名の由来は、花後の柄のある丸い実を、禅宗の僧侶が用いる、祓い清める道具「払子（ほっす）」に見立てて、浜に多いから、ハマボッス（浜払子）の名になった
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan