|
|
|
|
|
ヒヨドリジョウゴ
(ナス科ナス属:多年草:草丈 〜 センチ:花期 〜9月)
|
|
薬効
|
|
帯状疱疹(たいじょうほうしん)
|
ガン
|
急性黄疸型肝炎
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| 分布生育場所 |
|
科名:ナス科/属名:ナス属 和名:鵯上戸/漢名:白英(はくえい)/学名:Solanum lyratum
日本全土の山地、山すそに自生
(←拡大画像はクリックします)
|
|
見分け方・特徴
|
新しい枝は古い枝から出て、枝を伸ばして蔓(つる)にようになる多年草草本。
全草に柔らかな腺毛があり葉柄が他のものに絡みつきます。
葉は変形が多く、卵状からアサガオの葉のようなものまであり、下部の葉は深裂します。
花は、8〜10月に葉と向き合って、まばらに集散花序をつけ、小さい白色で花冠(かかん)5裂、反転した花がつきます。
果実は、液果(えきか)で約1センチくらい、球形で赤く熟します。
果実が黄色に熟すのは、キミノヒヨドリジョウゴです。
|
|
採集と調整
|
夏から秋にかけてに、果実がついている時に全草を採取して、細かく刻んで食酢に漬けます。
乾燥した全草を中国での生薬名を白毛藤(バイマオテイン)と呼び、漢名を白英(はくえい)と呼ぶ
|
|
薬効・用い方
|
有毒部位:全草、特に果実
有毒成分:ステロイド系のアルカロイド配糖体ソラニンを含有
中毒症状:頭痛、嘔吐、下痢、運動中枢、呼吸中枢麻痺により死亡する場合もあります
毒成分ソラニン:ジャガイモの青い部分、新芽の付近にも含まれます。これは、煮沸することにより無毒になります。
また、トマトの葉に含まれるトマチンも同種の毒性を持ちます。
福島地方の民間療法として、帯状疱疹(たいじょうほうしん)ヘルペスには、果実ごと全草を酢に漬けた物を、患部に直接塗布します
中国では、ヒヨドリジョウゴを白英(はくえい)、全草を乾燥したものを生薬名で白毛藤(パイマオティン)と呼び、解毒、解熱、利尿に用い、また、ガンや急性黄疸型肝炎の治療に用いています。
中国の古書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」では、「胃腸をよくし、心を鎮め、長く服用すれば、体を軽くし長寿を保つ」との記述があり、本草書では解熱、利尿、解毒薬としています。
|
|
その他 |
日本の古書「本草和名(ほんぞうわみょう・918)」には、漢名に白英(はくえい)、和名に古名ホロシ、福島地方の方言としてツヅラゴの名がある
「和漢三才図会(わかんさんさいずえ・1713)」では、ヒヨドリジョウゴの漢名に白英(はくえい)を当て、名前の由来に、その実が赤く熟すとき、鵯(ひよどり)が好んで食べるので、鵯(ひよどり)上戸(じょうご)と名づけたという記述があります。
「春、旧いつるから苗を生じ、草木にからみつき、葉に変態あって・・・・アサガオの葉の如く・・・・トウガラシの花に似たり後円実を結ぶナンテンより大熟して深紅色」とされています。
最近、ヒヨドリジョウゴに抗腫瘍作用のある成分が含まれているということで注目されているという
|
|
|
左上 をクリックするとメインページへ戻ります。
|
Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan |
|