ツルアリドオシ     （アカネ科ツルアリドオシ属：蔓性多年草：草丈 〜10センチ：花期 〜8月）

科名：アカネ科/属名：ツルアリドオシ属
和名：蔓蟻通し/学名：Mitchella undulata

2007/08/07-2010/11/20 新潟県奥尾瀬-新潟県上越市菱ヶ岳
新潟県聖籠町山王森史跡公園
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北海道、本州、九州の亜高山帯〜山地の湿気のある樹林下。朝鮮南部に分布

茎は地を這って分岐して節から根を出す常緑の多年草
葉は対生、卵形、長さ1〜1.5センチ、幅0.5〜1.2センチ、厚く光沢があり葉縁に波状の鋸歯がある
花は6〜8月、枝先にがく筒が合着した2個の白〜淡紅色を帯びた花をつける、花冠は長さ約1センチで4裂する
花後、2つの子房から赤く熟した果実が1つできる

名の由来は、蟻通し（蟻通/ありどおし）で、常緑の刺がある、アリドオシの蔓（つる）性から、つるありどおしの名になった
アリドオシは、「有通し」に転じ、新年に「万両」と「有通し」を飾り、「万両が有通し」として、おめでたい語呂合わせになる