「薬草」 の 歴史 と 解説 と 基本

健康茶剤:伊吹百草


伊吹山の岐阜県側に位置する春日村は、古くから伊吹山の薬草を利用してきました。

特に古屋、笹又の部落では夏の土用のころになると、翌年に使用する薬草を伊吹山の山腹に出掛け

薬草を採取する行事が年間に組み込まれていました。8月の始め土用の頃に古屋から笹又を経て

伊吹山に登るときなど、いつも村人たちの薬草採取に遭遇しました。

採取した薬草は天日でよく乾燥し刻み「伊吹百草」として健康の為の茶剤や浴剤として利用されて来た

のです。呼び方が「伊吹百草」と同じであっても、利用は茶剤か浴剤と異なりますから一般の方は注意

が必要です。

今日このような歴史のある「伊吹薬草」が基盤となり、各種の健康の為の産品が開発され地場産業に

貢献しています。健康茶剤としての「伊吹薬草」の配合内容は役場の職員による聞取り調査でも明らか

なように家毎にその処方が異なると言うほど多様ですが、特に決まりがなくとも「ゲンノショウコ、ドクダミ、

トウキ」の三種類が配合の基本となっています。

基本構成の薬草以外に配合される薬草は多く、その一部はウツボグサ、ナギナタコウジュ、ヨモギ、オト

ギリソウ、イブキジャコウソウ、センキュウ、イブキボウフラ、ヒメフウロ等です。


「役場職員による薬草利用の聞き取り調査」 「薬草の乾燥風景」

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