| 薬草/植物名 |
栽培/注意/その他 |
説明 |
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栽培 |
栽培は容易で、日当たりの良い、排水のよい場所
生垣には、株間は20〜30センチくらいが適当で、冬季に、株間に溝を掘り、堆肥、油粕などの肥料を多めに与える
毎年6月頃に、生垣になるように剪定します。刺(とげ)があるので剪定には十分注意が必要
繁殖は、挿し木により増やすが、新枝の強いものを選んで、赤球土、鹿沼土に挿し1〜2ヶ月で発根するので、秋に定植する
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ウコギとはウコギ科の植物で、米沢地方では古くから食用を兼ねた垣根として利用されています。
特に米沢藩九代藩主「上杉鷹山公」がウコギの垣根を奨励したとされ、春から初夏にかけての新芽が美味しく天ぷらやおひたしをはじめ様々な料理法でいただけます。
ウコギの効用と利用については、根皮を剥ぎ乾燥したものは五加皮(ゴカヒ)と呼び、四−メトキシサルチルアルデヒドや種々の脂肪酸を含み、漢方で強壮薬としてチョウセンニンジンと共に賞用されて来た。
飯粮集には食当たりの時に根を煎じて飲むと効果があることが記されている。
以前冬の季節に生鮮野菜が無かった時代には、春が来ると待ちかねたようにウコギ垣に集まりウコギ摘みをした思い出がある。
ウコギが冬分に不足したビタミンやミネラルの補給に役立ったのではなかったか。
最近山形県テクノポリス財団の山形大学工学部尾形教授の研究によれば、体内に生産される生物ラジカルと呼ぶ、殺菌や免疫など生体防御に貢献する物質がある。
これが一方では毒性を示し生体を損傷して発癌、炎症、動脈硬化、老化などの疾患を起す物質になるという。
この物質を消去する物質が、ウコギの葉には他の生鮮野菜に比較して格段に多いことが判った。
また米沢女子短大山田教授のウコギの栄養評価では、たんぱく質、脂質、炭水化物はもちろん、ミネラルが特段に多く含まれ、またビタミンについてもビタミンCの含量が極めて多く、健康食品として優れていることが証明された。
しかし、熱によって生物ラジカルの消去力が低下することも発表され、加工上の課題となった。
下半身に作用する鎮痛および強壮薬で、関節リューマチ、足腰の疲労、インポテンツ、遺尿、小児の発育不良、疝気(せんき)、腹痛などに用います。
五加皮を1日量10〜15グラムに、水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、食間か食前に服用します。
腰痛や下腹痛には、1日量乾燥した葉15グラムか、葉、茎、根皮を混ぜたもの20グラムを同様に煎じて3回に分けて服用します。
乾燥した葉15グラムか、葉、茎、根皮を混ぜたものを20グラムを1日量として同様に煎じ腰痛や下腹痛に用います。
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ウコギ酒 |
ウコギ酒は、五加皮(ごかひ)のほかに川(せん)きゅう、当帰(とうき)などを加えた醸造酒です。
ウコギ酒は五加皮(ごかひ)100グラム、砂糖100グラムを加え、それに1.8リットルのホワイトリカーを加えて密封して、冷暗所に貯蔵します。
約1ヶ月で飴色となりますが、熟成には3ヶ月が必要で、材料を引上げ布でこします。
これは、果実酒とのカクテルで飲むと、強壮及び鎮痛の作用があり足腰の冷え、疼痛(とうつう)、インポテンツなどに効き目があります。
五加皮(ごかひ)のほかには、今年伸びた茎以外の幹、茎、果実も同様にホワイトリカーに数ヶ月漬けてから飲むことができます。いずれの場合も特有の臭いがあり、琥珀色に仕上がります。
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ウコギ茶 |
ウコギ茶は、ウコギ、クコ葉、番茶の葉を同量ずつ混ぜたものをお茶代わりに飲むもので、強精、疲労回復に効果があるとされています。
古くから強壮食としても利用されたもので新芽、新葉をとり、てんぷら、おひたし、からしあえにしたり、若芽、若葉を摘み取り蒸して乾燥させて、よくもんで細かくして、焼塩を混ぜてごはんにふりかけて食べます。
主成分:エレウトロシド、フェニルプロパノイド、リグナン、クマリン、庶糖、ポリサッカライド、トリテルペノイド・サポニン、グルカン
五加皮(ごかひ)酒は、不老長寿の薬酒としてもよく知られています。これは、ウコギの根皮をはいで乾燥したものが五加皮(ごかひ)です。これを、煎じて、その煎じ汁に麹(こうじ)を加えて醸造したものです。
中国の古書「神農本草経(しんのうほんそうきょう)」の上品に収載されています。
ウコギは、ヒメウコギとも呼ばれ、中国原産で日本には古く渡来したものです。
日本産でよく似たものに、葉の下面に絨毛(じゅうもう)があって花が頭状に密集するケヤマウコギと、葉がウコギより厚く膜質で、小葉は広く先端がやや鈍く、子房が2室のヤマウコギがありますが、生薬の原料としてはウコギに劣ります。
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2009年NHK大河ドラマの 天地人/直江兼続 |
2009年NHK大河ドラマの「天地人/直江兼続」は関が原敗戦後、徳川家康の命により、上杉家の米沢移封に伴い執政として米沢藩30万石を作り上げた。
そのとき、食用にもなるウコギ(うこぎ)を生垣にと栽培を奨励した。
山形県米沢市には現在もウコギを使った料理が受け継がれている。
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