| 薬草/植物名 |
栽培/注意/その他 |
説明 |
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栽培の歴史・特性 |
マルメロは、中央アジア原産、カリンは、中国原産で、マルメロ、カリン共に近縁種で落葉高木
カリンは、中国から古い時代に渡来して庭木や盆栽などに植栽されていた
マルメロは、寛永11年ころに、長崎に渡来したという記録が残っていて、現在は長野県を中心に栽培されている
特性は、リンゴやナシと同じ、仁果類に分類され、冷涼な気候を好み、耐寒性は強く、特にカリンは、冬季に零下19度でも耐える特性を持つ
マルメロの花は、5月上旬〜中旬に、比較的大型の白色〜淡赤色を帯び、果実は、茶褐色の軟毛で覆われ、果尻にヘタがある
カリンの花は、マルメロより少し早く咲き、淡紅色で美しく、果実は無毛で、果尻にヘタが無い
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栽培方法 |
栽培は、寒地型で寒い場所には向き、土壌の適応性は広いが、極端な乾燥地では、果肉が褐色になる障害を起こしやすい
植え付けは、春植えより秋植えの方が良く、1年目の生育が良く、深さ約60センチに穴を掘り、土に有機肥料を混ぜて植えつける
1年生苗木は、地上約70〜90センチで切り詰め、新悄を伸ばし、2年目以降は幹の延長枝を約60センチに切り詰め、他の枝は、半円形になるように剪定する
主枝は、2〜3本程度で、リンゴのような樹形をつくる
マルメロ、カリン共に、果実のつき方は、ミカンに似ていて、前年枝の充実した枝の先端部分に2〜3芽が花芽に分化して、そこから伸びた新悄の先端に花がつき結実する
4年生ころから、果実がなるようになるが、マルメロは香気が強く、シンクイムシに冒されやすいので、果実には6月下旬までには、袋をかけて虫の被害を防止する
7月〜8月には、十分冠水して乾燥を防ぎ、果実の褐色になる性理障害を防ぐ
施肥などは、3年に1回約200グラムの棚砂を入れ、有機肥料を毎年施肥する
病害虫は、カイガラムシは、発芽前には潰すか、機械油乳剤を散布する
黒星病には、落花後10日頃に、ボルドー液などの殺菌剤を散布する
シンクイマシは、6月下旬〜8月に、殺虫剤を散布して、袋をかけて食害を防止する
殖やし方は、株分け、とり木でも殖やせるが、実生苗を台木にして接木をする、台木には、カリンでもマルメロでもできる
実生は、収穫果から、種子を採りまく、発芽率は良く、生長の良いものを台木に使う
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その他 |
果実が肥大して黄金色に熟したら収穫するが、果実は固く生食はできない
マルメロは、砂糖漬け、ジャム、ゼリーや菓子、果実種にするが、カリンは、異臭があり加工しない、カリン酒にして飲用する
カリン酒
冬期に採取した果実5〜6個を、縦横6〜8個くらいに刻んで、ホワイトリカー1.8リットルに漬け込み砂糖300〜400グラムを入れます。
完全に熟成するまでには半年以上かかりますが、漬けてから2ヶ月程度で美しい淡黄色になり、芳香が出てくるので飲むことができます。
カリン酒の味は苦味(にがみ)がありますが、鎮咳(ちんがい)薬として効き目があります。
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